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Q&A |
| 洋裁に対して、素朴な疑問・質問を解決するコツとヒントを集めました。 |
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| 第15回:〜初体験〜『メンズジャケット』Part7 |
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それでは早速ご案内・・・
パート6では表パーツが縫い上がりましたので、
今回は裏地パーツを縫い合わせる所からご紹介していきます。
▽▼▽
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| ■ 裏側のパーツを縫い合わせます
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裏地は表地に比べて伸びないので『きせ』という作業をして、伸び分を補います。
『きせ』とはゆとりのことで、きせを入れずに作るとつれの原因にもなります。
縫い代を片倒しにしてドライアイロンでプレスをします。
きせは背中心の部分が1.0cm、その他の箇所は各0.5cmを入れました。 |
【 手順はこんな感じです 】
○ 見返しと前裏を縫い合わせます。
○ 前裏と裏細腹を縫い合わせます。
○ 裏後ろ身頃の背中心を縫い合わせます。 ○
裏後ろ身頃と裏細腹を縫い合わせます。 ○ 裏地には各々きせを入れます。
○ 衿を裏身頃と縫い合わせます。
○ 袖裏を作り後ろ身頃に縫い合わせます。(内側、外側の順番で縫いました)

実は袖裏部分だけが裏地が足らなかったので違う裏地を使用しました。(袖裏だけ紺色です。)
ちょっと残念!(-_-;) |
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| ■ 表部分と裏地の合体
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余分な縫い代はカットしていきます。
(でも切りすぎには注意) |
表部分と裏部分を縫い合わせて表に返します。
そのことを、どんでん返しといいます。 |
肩パットにも大きさやサイズがあるので、体型に合わせて選びます。
今回使用したパットは分解したジャケットに付いていた物を再利用しました。
ちょつと厚かったので間引いて手縫いで付けました。 |
裾はまつり縫いをします。
きせのようにゆとりをもたせるために裏地を内側に0.5cm折り返してまつりました。 |
【 手順はこんな感じです
】 ○ 逆さまにして裾以外の表部分と裏部分を
縫い合わせます。 ○ そして表に返します。
○ 衿中心を中閉じします。 ○
アームホールを中閉じします。
(袖山と袖下を止めます) ○
肩パットをつけます。 ○
袖口を縫います。 ○
袖口も裏地が出てこないように中とじします。 ○
ベンツを縫います。 ○
裾をまつります。
そして、ここまで来れば、完成間近です。
裏と表が合体しました。 |

拡大して見る |
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| ■ あとは釦付け
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ここの工程はスーパー助っ人にお願いしました。
彼は以前某超一流テーラーに勤めていたO君といいますが、こんな時は大助かり♪
まず、ボタンホールを作りますが、釦ホールの場所に印をつけ、自前のパンチを取り出し鳩目を開けます。 |
穴かがりを綺麗にするには糸がよれない様にするために、糸に洋裁ロウを塗り、アイロンで馴染ませ、張りを持たせました。 |
そして、その出来上がった糸で、鳩目付き穴かがりをします。
縁を2周四角く縫い、編み込む用に輪を作って糸を通していきます。
ボタンホールを1つ作るのに約10分スタッフ全員ただただ見とれてしまいました。
私(ウルマ)が穴かがりをしたのではひとつ1時間はかかるでしょう、元テーラー勤務、さすがです! |
聞けば、スーパー助っ人君はこの日のために少しでも良い物を作ろうと自宅で穴かがりの練習までしてきてくれていたとのこと、嬉しいですね〜、服作りが好きなんですね〜
釦付けはクロスドステッチ(クロス掛け)で止めました。
どういうのかと言いますと、クロス(×印)に見える止め方です。 |
釦が付いたので完成と言いたいのですが、シルクの裏地があまっていたので有効活用することにしました。
シルクの裏地...袖裏に足りず、ここで活躍です。 |
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▽▼▽
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| ■ スカーフ&ポケットチーフ作り
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作りたい大きさにプラス2.0cmで裁断します。 |
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出来上がり線に沿って直線縫いをします。 |
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縫った所を頭にを二つに折ります。 |
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折った所の上にジグザグミシンをかけます。 |
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そして、余分な生地を裏地をカットして出来上がりです。 |
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巻ロックのように仕上がります。
ポケットチーフはアスコットタイのように使ってみました。
こんな感じです。 |
拡大して見る |
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| ■ 完 成
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遂にメンズジャケット完成しました!!!!(感無量です)
そして、クリスマスにもなんとか間に合い待望のジャケットに袖を通すことが出来ました。
今回たくさんの方の力によってこのメンズジャケットを作ることが出来ました。
いつもは作り手としての立場で服作りを考えていたのですが、今回は自分(ウルマ)のジャケットと言うこともあり着る側として、このジャケットを作ってくれた人への感謝の気持ちでいっぱいです。
半年以上かかった大作ということもあり、映画のエンディングのように今回参加してくれたスタッフ全員をご紹介したいぐらいです。
みんな本当にどうもありがとう。 |

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そして、今回作ったメンズジャケットを東京の売り出し期間中着用していますので、お近くの方はぜひ遊びに来てください。
声でもかけていただければ大変うれしいです。 売り出しの詳細はこちらをどうぞ。 |
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最後に読者の皆さん、シリーズで紹介した〜初体験〜『メンズジャケット』
長い間お付き合い頂き有難うございました。
これからも『服作り工房』頑張りますので、よろしくお願いします。
それでは次回お楽しみに...
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