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Q&A |
| 洋裁に対して、素朴な疑問・質問を解決するコツとヒントを集めました。 |
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こんにちは!クロスランドでMAIL担当をしている道川です。
普段は主としてサンプル請求やご注文の返信をしている私ですが今回から不定期でWebにも登場することになりました。
私も洋裁大好き人間ですので、どうぞよろしくお願いします。(ちょこちょこ服作り工房にも出没しています。) |
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さて、今回は私にとっては栄えある第一回目の登場ですので色んな事を考えてみました。
縫いやすく簡単な物はどうか・・・ う〜ん、、、これはウルマ店長のお株パパソーの守備範囲だから×
じゃぁ、いっそのこと難しいものを... う〜ん、、、初回からこれではまとまらないし...
色々考えましたが、考えるほど難しくなってしまうので、単発の新着情報としてはもっと気軽にタイムリーな話題をネタにすることにしました。
それは 6月1日から巷で話題のクールビズ。
皆さんの周りではいかがですか〜?
マスコミでも大々的に取り上げられて、昨日までクールビズ何て聞いたこともない言葉だったのに今や一大ブームですね。
主として男性中心のCool Bizですが、実はこれって女性にとっては渡りに船、とてもありがたい存在だと思いません???
何故って?
それはもちろん、これまで男性につき合わされて冷房が効きすぎる中、我慢してきたのは他ならぬ私達(女性)ですからね。
だからこの企画(?)が成功することは、とりもなおさずクーラーがガンガン効く中で膝掛けをして寒さをしのいできた私達にとっては今後を左右する大きな問題なのです。
ということで、私の初ネタとしては男性のクールビズが失敗しないよう、女性から何かフォローできることはないかしらん?ということで、ポケットチーフ作りを考えてみました。(これなら縫いやすいですしね♪)
ところで...どうしてポケットチーフを考えたかというと・・・?
女性から見て男性のクールビズ(=ノーネクタイ、ノー上着)はそのままだとちょっとイケてなさ過ぎるからです。
いつものスーツから単にネクタイを引いただけでは何かだらしない×××
そこでコーディネートにうるさい当社のオーダースーツ部門の人に聞いてみました。
(オーダースーツのヨシムラとして結構人気のあるサイトを運営しています。是非チェックしてみてくださいネ。) |
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| 『どうすればCool Bizで格好良く着こなせますか?』 |
すると、予想外の回答が。。。
男性のファッションは女性と違ってアクセサリーがない分、限られているんです。
つまり、ファッションはスーツ・ネクタイ・シャツ・靴・ベルト・時計位の5〜6アイテム。
アクセサリー類が多い女性と比べると圧倒的にファッションアイテムが少ないのが特徴です。
そして、この内 ジャケットとネクタイがなくなると、ファッションアイテムは3つか4つになってしまい、人の目がその3・4つだけに集中しすぎてしまうんです。
だから、ポケットチーフなどでアクセントを増やすことでお洒落に復活するんですよ。 |
う〜ん、なるほど。。。
まだまだ半信半疑な私にオーダー部門のスタッフが着せ替え人形をしてくれました。
(着せ替えっていてもチーフを替えるだけですけどね。)
紺のブレザーはビジネスにカジュアルに使い勝手が良いのでクールビズにピッタリですが、それも毎日着るわけには行きませんが、こうすると3日間はうまくごまかせそうです。
う〜ん、ワンダフル(男のファッションは簡単だ...)
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さて、
ここからが私の本領発揮!早速作ってみよう!!
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普通ポケットチーフというとシルクが一般的ですが、さすがにシルクはお値段も高いのでNG
そこでシルクに近い風合いで、肌触りが柔らかく、手短にある素材を探してみると
あった!あった!これイケルんじゃない?
見つけたのは、裏地でよく使うベンベルグのキュプラ
今回はちょっと肉のあるベンシャンブレーを使ってみました。
こういった素材は、オーダー部門があると使い残しが絶えずあるので一寸そこから拝借。
2色の裏地を表裏で使ってリバーシブルにすることにしました。
それでは材料をもう少し詳しく書くと・・・
| キュプラ(ベンシルファインやベンシャンブレー) |
キュプラは柔らいので少し厚手の秋冬裏地を使ってみました。
シャンブレーは見る角度を変えると玉虫色に変化してそれがシルクっぽい光沢感を醸し出しているのがGOOD!
40cm四方のサイズで生地も40cmでOKですからお値段は1枚分230円位(安すぎ。。。)
※厳密に言うと2色使いですから40cmを2色460円で2枚作ります。 |
| 絹 糸 |
初めはシャッペで良いかな?と思いましたがシャッペだとちょっとポケットチーフには重くなりすぎNG。
そこで、素材がシルクに似たキュプラですから糸は光沢感が出てドレッシーな絹糸にしました。
絹糸でちょっと贅沢な気もしますが、100m巻(50番手)で1巻たった231円。 |
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素材は決まっても問題は色のバランス。
こればかりは皆さんも普段からご主人・彼氏がチーフを使っていないとイメージつきませんよね。
私も、メンズの事は良く分からないので大阪店のオーダー担当山橋さんにメールで相談するとこんなお返事を頂きました。
(1) ベンシルファイン(ベンイリア)のピンク(Z490-6)とグレー(Z490-12)
(2) 同じくシルファインのベージュ(z490-16)とカーキ(Z490-25)
(3) ベンシャンブレーのパープル(Z494-6)とシルファインの薄ベージュ(Z490-1)
この3通りの組み合わせが良いと思います。
本来は水玉などの柄物も良いのですが、初めての人には気恥ずかしさもあるでしょうから無地のものにして、素材感はベンシャンブレーのシリーズが厚さ的にも透けずに良いのですが、色目が限られているためベンシルファインのシリーズを中心に考えました。
(1)は若干透けますがポケットに入れるとおそらく問題無いと思います。
大阪店 山橋 |
う〜ん、透ける感覚まで意識するとは、、、聞いて良かった。
色はこんな感じでメンズスタッフに協力して貰い決定です! |
ポケットチーフ作りの作り方の手順は3つ。
ネッ、そんなに難しくないでしょ♪
| 1:中縫い |
中縫いは表からは見えないところ、2枚の生地をまずは1cmの縫い代で4辺で縫います。
やってみると分かると思いますが、最後に1辺だけ5cmほど開けておかないと後でひっくり返せなくなりますからこれは注意してください。
【 ポイント1 面倒なので中縫いも絹糸で。】
私は面倒なので下記 3 で入れるステッチと同じ絹糸で中縫いをしました。
もちろん普通のシャッペでもOKですが、絹糸で中縫いするときは糸が吊れるのでアイロンで縫い代を伸ばした方が良いです。
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| 2:縫い代を5mmにカットします。 |
チーフはやっぱり四隅がピンとしてなくては不格好ですよね。
そこで四隅を縫ったら縫い代を5mmにカットし、縫い代を内側に折ってアイロンを掛けてから表に返します。
表に返したら、縁にアイロンをかけてると良いですよ。 【 ポイント2
四隅を綺麗に見せましょう!】
四隅は内側で縫い代を折っておくと、表に返した時にアイロンが掛けやすく角が綺麗に出ます。
角は目打ちを使って綺麗に整えてるとGOOD! |
| 3:飾りのステッチ |
チーフの表側にはステッチがあるとアクセントになって綺麗です。
コバステッチ(端から2mmくらいの所)をかけて、アイロンで綺麗に整え完成です!
チーフは表裏で生地の色が違いますのでステッチも上糸下糸で色に変化を持たせてみました。
【 ポイント3 こんな素材に絹糸を。】
絹糸はシルク専用って思っている方、多いと思います。
でも光沢感のある生地なら何でもOKです。
今回のような光沢感やドレープ性のある素材には是非絹糸を使ってみてください。 |
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最後に綺麗にアイロン掛けをして
これで完成です。 |
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こうして出来上がったポケットチーフ。
キュプラは92cm幅でしたから、2色を使うと一度に2枚のチーフが作れます。
私はもったいなかったので同じ物を2枚×3種類作りましたが、これを表裏に分けて画像を取ると6種類のチーフがあるように見えますね。
う〜ん、圧巻♪
これなら1週間毎日替えても余りが出ますね〜。
折角作ったチーフ、飾っておくだけじゃもったいない!!
そこで色々と協力してくれたオーダー担当の東京店スタッフに付けて貰いました。
どうですか?
同じパープル×薄ベージュのチーフ(上述(3)の色合わせ)ですが濃紺のスーツにもライトグレーのスーツにもよく似合います。
ちなみに、元が裏地ですから裏地の色との色併せもドンピシャリです! |
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今回は技術的にも思ったほど難しくなく、材料費も高くない。
それでいて何よりお洒落な逸品になりました。
皆さんの周りでもご主人・彼氏がクールビズに悩んだら、さっと紺ブレの胸にこんなチーフを差してあげてみてはいかがでしょうか?
首もとが寂しくなるクールビズにあってチーフ1つでパッと雰囲気が明るくなり、男の株が上がりますよ〜!!
次回は何を作ろうかな?
また作ったら新着情報にアップしますね〜♪
東京店道川でした〜。 |
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